賃貸物件の畳の修繕方法は?費用の負担者や交換費用の相場も解説!

畳は天然素材でできているため、使用状況や経年劣化によって状態が変わりやすいのが特徴です。
和室がある賃貸物件に暮らしていると、傷んだ畳の交換費用は誰が負担するのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件の畳の修繕方法やきれいに使うコツ、交換費用の負担者、交換費用の相場について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件の畳はいつ交換する?修繕方法ときれいに使うコツ

和室付きの賃貸物件では、畳の修繕が必要になることがあります。
しかし正しい修繕方法や予防策を知っていれば、長く快適に使い続けることが可能です。
ここでは、代表的な畳の修繕方法と傷めにくい使い方を解説します。
畳の修繕方法①裏返し
畳の裏返しとは、畳床(芯の部分)はそのままに表面の畳表を裏側に反転させる方法です。
畳は両面使えるため、畳表の傷や汚れがささいなものであれば裏返しをおこなうと新品に近い見た目が戻ります。
畳の裏返しをおこなうときには、畳縁を新たに付け替える作業が必要となります。
しかし、新しい材料はほぼ使用しないため、畳の裏返しは費用を安価に抑えながら畳の寿命を延ばせる有効な手段です。
畳の修繕方法②表替え
畳の表替えとは、畳床を再利用しつつ畳表と畳縁を新しいものに交換する方法です。
裏返しよりも手間と費用はかかりますが、表面がひどく傷んでいるケースで有効です。
畳表の汚れが目立つケースでも、畳床が傷んでいなければ表替えをするだけで新品同様の見た目に生まれ変わり、部屋の印象も明るくなります。
イ草の香りもよみがえるため、リフレッシュしたいときにおすすめの方法です。
畳の表替えをする時期の目安は新調から約7年後、畳の裏返しから約5年後です。
畳の修繕方法③畳替え
畳替えは、畳全体(畳床+畳表)を丸ごと新しく交換する方法を指します。
カビが発生していたり、畳がふかふかして沈んだりするようなケースでは畳床まで劣化している可能性が高いため、畳替えが必要です。
ほかの2つの修繕方法よりも費用は高くなりますが、根本的な改善が可能です。
畳を新調してから約20年が経過していたら、畳を新調したほうが良いといえます。
そのほか、畳からクズが出る、畳と畳の間に隙間がある、色があせているようなケースでも畳替えが推奨されます。
畳の傷みを軽減する使い方のポイント
賃貸物件の畳を長持ちさせるためには、日常の使い方が重要です。
たとえば家具の脚に保護パッドを付けると、重みや擦れによるへこみを防げます。
また障子などで直射日光が当たらないようにすると、畳の日焼けや色ムラを抑えることが可能です。
そのほか、和室の定期的な換気と掃除によりカビやダニの発生を防ぎ、清潔な状態を保つことも畳を長持ちさせるためには欠かせません。
とくに畳の隙間にはホコリやゴミが入りやすいので、しっかりと掃除機をかけるようにしましょう。
ただし、畳の目に逆らって掃除機をかけると、表面が傷んでしまうため注意が必要です。
そのほか、和室にぬいぐるみやソファなどダニが繫殖しやすいものを置いているときには、それらもきちんと清潔に保つことがポイントです。
畳は丁寧に扱えば、長く美しい状態を維持できます。
日常生活における小さな気配りが、修繕費の軽減にもつながります。
▼この記事も読まれています
賃貸借契約を結ぶ際に必要な保証人とは?いない場合の対処法も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件の畳の交換費用を負担するのは誰?

借りている賃貸物件の畳の交換が必要になったとき、気になるのは「修繕費用は誰が支払うのか」です。
入居者と大家さんのいずれが負担するのかは、状況や契約内容によって異なります。
原則大家さんが畳の交換費用を負担する
原則として畳の交換費用を負担するのは、賃貸物件の所有者である大家さんです。
なぜなら、民法第606条第1項に「賃貸人は賃貸物の使用および収益に必要な修繕をする義務を負う」と定められているためです。
大家さんが修繕をする義務があるのは、畳も含まれます。
入居者が畳の交換費用を負担するケース
畳の交換費用を負担するのは、原則賃貸物件の所有者である一方で、賃貸物件の入居者が畳の交換費用を支払うケースもあります。
たとえば賃貸借契約書に「畳の軽微な修繕費用は賃借人の負担とする」との記載があったら、入居者が交換費用を支払わなければなりません。
裁判所の判例でも、この特約は有効だと判断されています。
そのため、畳の傷みがひどくなってきたときにはまず賃貸借契約書の内容をよく確認するようにしましょう。
契約書に記載がなければ、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」や民法の一般原則に従うことになります。
また、入居者の故意・過失によって畳が傷んだときにも修繕費用は入居者負担です。
故意・過失とは、通常とは異なる使用方法をしたために畳が汚損したケースが該当します。
たとえば、和室でたばこの灰を落として畳が焼けた、ペットが爪とぎをしたなどのケースです。
このような入居者の過失や故意によって畳が汚損したときは、入居者が修繕費を負担する必要があります。
そのほか「コーヒーを畳にこぼしてそのまま放置した」「日常的に掃除をしなかったためにカビが発生した」など入居者の善管注意義務違反を問われるときも、畳の交換費用は入居者負担です。
▼この記事も読まれています
尼崎市の住みやすさとは?概要・住環境や家賃相場からご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件の畳交換が入居者負担となったときの費用相場

万が一入居者のミスで畳の交換や修繕が必要となったとき、どのくらいの費用がかかるのか不安に感じるところではないでしょうか。
ここでは、賃貸物件の畳を修繕・交換するときにかかる費用相場について解説します。
裏返しの費用相場
裏返しはもっとも安価な修繕方法であり、1枚あたり4,000円~6,000円が相場です。
たとえば6畳の賃貸物件のときには、最大で3万6,000円ほどの費用がかかる計算です。
このくらいの費用負担であれば、入居時に預けている敷金でまかなえる可能性が高いといえます。
表替えの費用相場
表替えの費用は畳表に使う素材のグレードによって異なりますが、1枚3,500円〜2万円程度が相場です。
たとえば国産のイ草を使用すると価格は高くなり、中国産のものを使用すると安くなる傾向にあります。
また、和紙製の畳表に交換するケースではさらに費用が高くかかる点に注意が必要です。
ただし入退去が頻繁におこなわれる賃貸物件では、畳の表替えにそこまで高いグレードのものを使用することはあまりありません。
もし和室が6畳しかないのに交換費用として10万円以上請求されるようなケースでは、見積もりを要確認することをおすすめします。
畳替えの費用相場
畳替え、つまり畳の新調が必要なほど傷みが激しいときには、交換費用として1枚あたり1万円~2万円ほどの費用がかかります。
それに加えて、古い畳の処分費用として2,000円ほどかかる点に注意が必要です。
ただし畳には減価償却の考え方が採用され、6年や8年で価値が1円になるとされています。
そのため畳替えが必要となるケースでも、入居年数が長いときにはそこまでの交換費用を請求されることはありません。
しかし入居者の生活スタイルによってはその限りではないため、費用の負担が大きくならないよう日頃から畳を汚さないように気を付けましょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件で町内会費の支払いは義務?加入するメリットとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件の畳の修繕には「裏返し」「表替え」「畳替え」の3つの方法があり、状況によって最適な対処は異なります。
また修繕費用の負担者は契約内容や使用状況によって異なるため、賃貸借契約書の内容をしっかりと確認するとともに、畳を傷めない暮らし方を心がけることが大切です。
交換費用の目安は裏返しで1枚4,000円~6,000円、表替えで1枚3,500円〜2万円、畳替えで1枚1万円~2万円が相場です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の賃貸物件一覧へ進む










